| 研究課題/領域番号 |
16K11031
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| 研究機関 | 日本医科大学 |
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研究代表者 |
木村 剛 日本医科大学, 医学部, 准教授 (20234354)
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| 研究分担者 |
山本 陽一朗 信州大学, 医学部, 特任准教授 (00573247)
齋藤 彰 東京医科大学, 医学部, 教授 (10504615) [辞退]
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| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | 表在性膀胱癌 / BCG / 免疫組織化学染色 / 機械学習 / 再発 / 予後因子 |
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| 研究実績の概要 |
新型コロナ感染症蔓延による非常事態宣言などで，研究は滞ることがあった．この間，BCG膀胱内注入後膀胱癌再発に関連すると考えられる免疫染色を中心に作業を進めた．免疫染色としては，CD8, CD4に加え，PD-L1，tertiary lymphoid structresに関連したCD20，Ki67, p53, nectin-4を新たに加えた．研究分担者とはwebミーティングを通し，研究内容について綿密に話し合いを行った．
また，尿路腫瘍の予後因子について解析を進め，結果を以下のごとく学会発表した．
1. Lipid cell variant of urothelial carcinoma - Evaluation of tumor aggressiveness and demonstration of lipid component. J Urol 2020; 203 (4S): e231. 2. BCG膀胱内注入療法で投与時間の長短は膀胱内再発と関係するか ．3. 尿細胞診による術前膀胱癌亜型予測に関する検討 ．4. 治療前の血清cytokeratin 19 fragment levelは転移性尿路上皮癌の予後を規定する ．2-4：第58回日本癌治療学会，2020．5．Prognostic impact of serum cytokeratin 19 fragments in patient with metastatic urothelial cancer (mUC) treated with first-line chemotherapy. J Clin Oncol 39, 2021 (suppl 6; abstr 473).
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナ感染症蔓延による非常事態宣言などで勤務，物品購入などに支障が生じたため．
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| 今後の研究の推進方策 |
研究協力者2人が1人となったため，研究計画を見直した上で進行中である．
今後において，症例数をさらに積み上げ，臨床病理学的因子を用いて機械学習によりBCG膀胱内注入療法後再発予測モデルを作成予定である．
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| 次年度使用額が生じた理由 |
学会参加の為の旅費を予定していたが，新型コロナウイルス感染症の影響で学会がオンライン開催になったり，延期・中止になったりしたため，旅費の支出が不要となりその分の繰越金が発生した．また，既存の試薬等でかなりの実験の遂行が出来たため，新規購入が少なかった為．
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