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2019 年度 研究成果報告書

画期的核酸デリバリーキャリアを用いたmicroRNA-145による膀胱癌治療

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11034
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関大阪医科大学

研究代表者

稲元 輝生  大阪医科大学, 医学部, 准教授 (20330087)

研究分担者 東 治人  大阪医科大学, 医学部, 教授 (40231914)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード腫瘍学 / 膀胱癌
研究成果の概要

6つのmiRNAs (hsa-miR-99a-5p, hsa-miR-100-5p, hsa-miR-125b-5p, hsa-miR-4324, hsa-miR-34b-5p, and hsa-miR-135a-3p)上昇は高リスク癌と関わり3つのmiRNAs (hsa-miR-145-5p, hsa-miR-29c-3p, and hsa-miR-33b-3p)上昇は低リスク癌と関わっていた。高リスク癌でのmiRNAsの発現様式は低リスク癌に比較して優位に生存を予測し得た (HR = 7.05, p < 0.001)。

自由記述の分野

泌尿器科

研究成果の学術的意義や社会的意義

マイクロRNA (miRNA; miR)を利用した承認済みの臨床の場での癌治療薬は未だに存在していないが海外を中心として開発が進められている。miR薬剤の実現にはその導入に必要なキャリアーの存在が必須となる。本研究が目指した新規キャリアーの実現はその面で必要不可欠な部分を占める。膀胱癌は診断時点で他臓器転移している進展型として発見されるケースがあり、さらに、既存の抗がん剤が効かなくなる薬剤耐性も問題であり、早期診断法及び効果的な治療薬が期待されている。miRは組織特異性が高い一方でヒト癌組織における発現は正常組織の発現様式と大きく異なるため癌種に特異的でマーカーとして有用である。

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公開日: 2021-02-19  

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