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2018 年度 研究成果報告書

原発性アルドステロン症:超選択的副腎静脈サンプリングに基づく機能温存手術の完成

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11062
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関東北大学

研究代表者

石戸谷 滋人  東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (00344656)

研究分担者 海法 康裕  東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (30447130)
森本 玲  東北大学, 大学病院, 講師 (30547394)
高瀬 圭  東北大学, 医学系研究科, 教授 (60361094)
伊藤 明宏  東北大学, 医学系研究科, 教授 (70344661)
三塚 浩二  東北大学, 医学系研究科, 准教授 (80568171)
川崎 芳英  東北大学, 大学病院, 助教 (80722256)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード原発性アルドステロン症 / 腹腔鏡手術 / 副腎静脈サンプリング / 部分切除術
研究成果の概要

原発性アルドステロン症(PA)患者に対する腹腔鏡手術のもたらす生活の質(QOL)改善効果について、RAND 36-Item Health Survey (SF-36)とInternational Prostate Symptom Score (IPSS)を用いて探索した。日本人PA患者は健常者に比べて全体的健康感(GH)が損なわれていた。4つの身体的健康ドメインにおいては、GHは術後に有意に改善が見られた。4つの精神的健康ドメインにおいては、活力、社会生活機能、心の健康が術後有意に改善した。PA患者は夜間頻尿に煩わされていたが、手術介入により有意に改善した。

自由記述の分野

医歯薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

原発性アルドステロン症において、副腎静脈サンプリングに基づいた腹腔鏡下副腎全摘術/部分切除術は高血圧や高アルドステロン血症による臓器障害を治療・予防する。さらには、患者自体が実感するところの生活の質をも改善することが本研究で明らかとなった。原発性アルドステロン症の潜在患者は多く、この研究結果は、手術介入によりこの疾患の患者に福音をもたらすエビデンスの一つとして重要と思われる。

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公開日: 2020-03-30  

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