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2018 年度 研究成果報告書

上気道好酸球性炎症における客観的バイオマーカーの確立と治療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11213
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関広島大学

研究代表者

竹野 幸夫  広島大学, 医系科学研究科(医), 教授 (50243556)

研究協力者 岡林 大  
河野 崇志  
久保田 和法  
高原 大輔  
有木 雅彦  
西田 学  
石野 岳志  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード鼻副鼻腔炎 / 好酸球 / 一酸化窒素(NO) / 鼻アレルギー / スカベンジャー受容体 / LOX-1 / 前頭洞 / 胃酸逆流
研究成果の概要

本研究では上気道のアレルギー性・好酸球性炎症における新たなバイオマーカーの確立と治療への応用を目的に、1)鼻腔一酸化窒素(NO)濃度と鼻腔抵抗、鼻アレルギー治療効果との関連性、2)NO代謝機構を介在としたレドックス制御に関与するスカベンジャー受容体(SRs)、特にLOX-1の機能的役割の解明、3)好酸球性副鼻腔炎(ECRS)の前頭洞粘膜の難治化病態の解明と有効な手術法の開発、4)胃酸逆流(GERD)による組織障害の機序、など一連の課題を解明した。

自由記述の分野

耳鼻咽喉科

研究成果の学術的意義や社会的意義

本世紀に入り慢性副鼻腔炎の病状は、急激に変遷してきています。従来は「蓄膿症」としてひとくくりにされていた副鼻腔炎も実際は、癌と同じように単一の疾患(表現型)ではなく、非常に難治・再発性の一群が存在することが判明しています。本研究では鼻茸が再発しやすく“鼻の喘息”と呼ばれる「好酸球性副鼻腔炎」について、アレルギー性炎症との関連性と客観的指標(バイオマーカー)の研究を行いました。
その結果、1)鼻腔の一酸化窒素(NO)濃度と鼻腔抵抗、治療効果との関連性、2)活性酸素による障害とスカベンジャー受容体の役割、3)前頭洞病変の難治化病態とそれを解決する手術法、4)胃酸逆流の影響、などの疑問を解明しました。

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公開日: 2020-03-30  

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