研究成果の概要 |
甲状腺癌の予後予測因子として糖代謝について検討した。まず現在糖代謝の検査として保険適応となっているFDG-PETに関して検討を行った。この結果においては術前のFDG-PETにおいて集積の程度を表すSUVmaxや腫瘍代謝容積が大きいものは予後は不良であることが示された。更なる検討として摘出標本の免疫染色を施行した。Glucose Transporter 1, Lactate Dehydrogenase A, Monocarboxylate Transporter 4, Fatty acid synthetase,Ki-67に関して検討したが集積の程度での優位な染色の程度の差は認めなかった。
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