研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭頸部扁平上皮癌癌における発癌進展に寄与すると考えられる分子に関して臨床検体での予後と関連するデータ及び、基礎実験においてその分子の作用機序の一部を解明した。頭頸部扁平上皮癌先進部における、SOX2,YAP1,CD44v7の免疫染色のtriple positiveは、予後と相関しており、実臨床においても予後予想因子として有用であると考えらえる。また、in vitro実験及びTCGAデータ解析結果から、SOX2,YAP1,KLF7は、今後治療ターゲットとなる可能性を秘めていると考えられた。
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