研究実績の概要 |
萎縮型加齢黄斑変性症例のデータ収集及び解析を行ってきた。それに付随して、滲出型加齢黄斑変性のデータ解析(画像所見や、治療成績)も並行して行ってきた。 加齢黄斑変性に関する学会発表および論文での報告を行ってきた。その中で以下に示す英文での論文報告を共同演者として報告した。 Shinojima A, Sawa M, Mori R, Sekiryu T, Oshima Y, Kato A, Hara C, Saito M, Sugano Y, Ashikari M, Hirano Y, Asato H, Nakamura M, Matsuno K, Kuno N, Kimura E, Nishiyama T, Yuzawa M, Ishibashi T, Ogura Y, Iida T, Gomi F, Yasukawa T. Five-year follow-up of fundus autofluorescence and retinal sensitivity in the fellow eye in exudative age-related macular degeneration in Japan. PLoS One. 2020 Mar 6;15(3):e0229694. 現在revise 中の加齢黄斑変性に関する英文論文もあり、引き続き発信を行っていく予定である。 萎縮型加齢黄斑変性はまだ不明な要素が多く、治療方法もないため、本研究の持続は必要であると考える。この先のわが国での超高齢化社会、欧米化に伴い萎縮型加齢黄斑変性の頻度も増えることは強く予想できる。今後はさらなる研究と、新たな治療薬への開発などが急務になってくると思われる。
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