• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

視細胞保護のための光作動性ペプチド誘導ベクターの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K11314
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 眼科学
研究機関岩手大学

研究代表者

菅野 江里子  岩手大学, 理工学部, 准教授 (70375210)

研究分担者 富田 浩史  岩手大学, 理工学部, 教授 (40302088)
田端 希多子  岩手大学, 理工学部, 特任准教授 (80714576)
坂尻 徹也  盛岡大学, 栄養学部, 助教 (40412928)
研究協力者 坂尻 由子  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード光感受性遺伝子 / オ プ ト ジ ェ ネ テ ィ ク ス / 構造予測
研究成果の概要

本研究では、光作動性ペプチド誘導ベクターの開発を目的とした。光受容体SyPixDとSyPixEに対する結合ドメインの検索を行ったが、両タンパク質の情報が少なく、Swiss modelingを用いた3次元構造では、タンパク質の結晶構造を予測できなかった。立体構造による機能予測をRobetta beta model解析により行ったが、実証実験と合致しなかった。
そこで、ドメイン予測を行うモデルの検討として、ハロロドプシン (NpHR) を用いて、機能予測と実証実験を行った。この結果、Swiss model、 CAVER、 MD simulationを用いることで、重要なアミノ酸が同定された。

自由記述の分野

眼科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

オプトジェネェティクスは、光によりタンパク質の機能を制御する方法である。網膜は光の届く神経細胞層であり、オプトジェネティクスを応用するに優れた領域である。今回、実験によりSwiss model、CAVER、MD simulationを用いることで、重要なアミノ酸を同定可能であった。オプトジェネェティクスに応用される遺伝子は、ヒトと発生学的に離れた動植物であるため、機能を亢進させるには、該当するタンパク質を検索する必要がある。複数のモデリングを用いターゲットを絞り込むことにより、新たなオプトジェネェティクス遺伝子の創出に貢献できる。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi