研究分担者 |
櫻井 裕 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 衛生学公衆衛生学, 教授 (00235227)
佐藤 智人 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 眼科学, 助教 (00724246)
伊藤 正孝 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 再生発生学, 准教授 (30534896)
播本 幸三 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 眼科学, 助教 (80626804)
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今後の研究の推進方策 |
昨年度は、ヒト研究の結果が得られたが、動物実験がマウスモデルの作成に止まったため、本年度は動物を用いた研究を中心に以下の研究を行う. 1.糖尿病網膜症(DR)自然発症の評価 (1)野生型B6マウス、Akitaマウス、GKOマウス、およびAkita x GKOマウスを生後3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月目に屠殺し、眼球を摘出後、網膜伸展標本を作成する.lectinにて網膜血管を染色し、血管の糖尿病性変化を観察する.(2)生後12ヶ月目の野生型B6マウス、Akitaマウス、GKOマウス、およびAkita x GKOマウスの摘出眼球より網膜を採取する.網膜からRNAを抽出し、Th細胞の転写因子であるT-bet, GATA3, RORγt,およびTh細胞サイトカインであるIL-4,IL-6,IL-10, IL-17A, IL-21, IL-22, IL-31, IFN-γ,およびTNFαのmRNA発現をreal time PCRにより解析する. 2. 血管炎モデルでの評価 (1) 野生型B6マウス、AkitaマウスにKLHと不完全フロインドアジュバンド(IFA)を頸部皮下に摂取する.(2)免疫後、2週目に屠殺し、摘出眼球より網膜を採取する.網膜からRNAを抽出し、Th細胞の転写因子であるT-bet, GATA3, RORγt,およびTh細胞サイトカインであるIL-4,IL-6,IL-10, IL-17A, IL-21, IL-22, IL-31, IFN-γ,およびTNFαのmRNA発現をreal time PCRにより解析する.(3)免疫後1ヶ月、3ヶ月目に屠殺し、眼球を摘出後、網膜伸展標本を作成する.lectinにて網膜血管を染色し、DRの有無を観察する
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