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2018 年度 研究成果報告書

消化管アレルギー性炎症との関連からの先天性消化管閉塞性疾患の病態関連分子の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11358
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児外科学
研究機関群馬県衛生環境研究所

研究代表者

山田 佳之  群馬県衛生環境研究所, 研究企画係, 研究員 (80309252)

研究分担者 田口 智章  九州大学, 医学研究院, 教授 (20197247)
林 泰秀  群馬県衛生環境研究所, 研究企画係, 研究員 (30238133)
加藤 政彦  東海大学, 医学部, 准教授 (30292593)
研究協力者 西 明  群馬県立小児医療センター
渡部 悟  国立成育医療研究センター
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード消化管アレルギー / 先天性消化管閉塞性疾患 / 好酸球
研究成果の概要

好酸球性消化管疾患関連の消化管アレルギーと先天性消化管閉塞性疾患の関連性を検討した。先天性食道閉鎖・狭窄関連好酸球性食道炎ではプロトンポンプ阻害薬、またヒルシュスプルング病あるいはその類縁疾患関連好酸球性胃腸炎(EGE)では注腸ステロイドや多種抗原除去療法の有用性を報告した。また好酸球増多症候群関連EGEで複数の融合遺伝子が検出された。さらに消化管アレルギーでは末梢血Th1/Th2関連分子発現が有用な指標となる可能性が考えられた。そして新規の細胞分離法、簡易な好酸球の細胞傷害性評価法を確立した。本研究により消化管アレルギーと先天性消化管閉塞性疾患の関連性やその解析方法の新知見が得られた。

自由記述の分野

小児科学、アレルギー免疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

好酸球性消化管疾患関連の消化管アレルギーと先天性消化管閉塞性疾患(ヒルシュスプルング病あるいはその類縁疾患、先天性食道閉鎖・狭窄)の関連性、関連遺伝子や合併例での治療法を示した。またその病態を探るための新しい実験方法を確立した。小児アレルギーと小児消化管疾患分野の臨床的、基礎的な研究の進歩につながると考えている。

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公開日: 2020-03-30  

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