研究課題/領域番号 |
16K11393
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
久志本 成樹 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50195434)
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研究分担者 |
工藤 大介 東北大学, 医学系研究科, 講師 (30455844)
出沢 真理 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50272323)
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研究協力者 |
佐藤 哲哉
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | Cell-based therapy / 間葉系幹細胞 / Muse細胞 / 急性期侵襲病態 / 敗血症 |
研究成果の概要 |
再生医療および細胞治療において注目される細胞のひとつであるMuse細胞は、骨髄や脂肪組織,皮膚,臓器の結合組織などに存在し、修復を必要とするどのような種類の細胞にもなる多能性があることが示されている。本研究では、人の血液中にこの細胞が存在するのか、存在するのであればどのような特徴があるのかを検討した。ヒト末梢血中には、多能性および遊走能を有し,傷害組織に投与することで分化する能力がある新規のMuse細胞サブタイプ “末梢血Muse 細胞”が存在する可能性があることを明らかにした.
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自由記述の分野 |
救急・集中治療医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
再生医療において注目される細胞のひとつであるMuse細胞には、ヒト末梢血中に存在し,多能性および遊走能を有し,傷害組織に投与することで分化する能力があることの示唆される,Muse 細胞のアナログとしての“末梢血Muse 細胞”が存在する可能性があると考えられた.末梢血中には組織由来Muse細胞と異なる特性を有する新規のMuse細胞サブタイプが存在することが考えられ、新たな再生医療治療展開へとつながることが期待される.
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