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2017 年度 実施状況報告書

超小型近赤外線分光計測装置を用いた救急室と災害現場での傷病者評価

研究課題

研究課題/領域番号 16K11398
研究機関浜松医科大学

研究代表者

齊藤 岳児  浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (50402277)

研究分担者 佐藤 洋  浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (30293632) [辞退]
穗積 宏尚  浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (40771457)
林 秀晴  浜松医科大学, 医学部, 教授 (50135258) [辞退]
高橋 善明  浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (50647386)
金山 尚裕  浜松医科大学, 医学部, 理事 (70204550)
吉野 篤人  浜松医科大学, 医学部, 教授 (90240332)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード近赤外線分光計測 / 救急災害 / マルチコプター
研究実績の概要

院内倫理委員会に認定され、救急外来における心肺停止患者と循環動態が不安定な救急患者における病態評価として末梢酸素飽和度を測定する研究を遂行中である。同研究と同時に、計測部位を第2指指腹・母指球・胸鎖乳突筋以外での測定することも検討中であり、今年度に申請予定である。
ドローンを用いた研究では、ドローンから人体まで30m離れる必要があり、トッカーレの搬送とテザーを用いたトッカーレの安定した降下が必要である。そのためドローンが比較的自由に飛行できる静岡県佐久間地方で搬送試験を行った。この際、人体に見立てたマットにテザーを用いドローンから糸を降ろし位置にぶれがなく行えることを確認している。この研究は、浜松市と株式会社イームズラボ(研究開始時には株式会社エンルート)の協力があり、2017年4月25日・2017年5月31日・2018年3月17日の静岡新聞そのほか新聞に取り上げられ、2017年4月25日にはNHK全国版でも報道されている。2017年5月16日には浜松ドローン・AI協定を浜松市と株式会社イームズラボと締結し、より強固な研究環境を整えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ドローンにかかわる研究は当初の予定よりも進行しているが、トッカーレを用いた救急室での研究が遅延しているため、やや遅れているとした。

今後の研究の推進方策

予定通り平成30年度、倫理委員会を通して傷病者の末梢組織酸素飽和度を測定し研究展開していく。また、研究最終年に行う予定であったマルチコプターを用いた研究は当初よりも進行しているため、さらにイームズラボ社(申請時はエンルート社)・各行政機関と協力していく。

次年度使用額が生じた理由

国際学会での発表が行えていないために差額が生じている。今後、国際学会への参加・発表をし研究を遂行する予定である。

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公開日: 2018-12-17  

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