研究課題/領域番号 |
16K11594
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
森田 晃司 広島大学, 病院(歯), 助教 (30555149)
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研究分担者 |
土井 一矢 広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 助教 (80444686)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | ポーラスチタン / インプラント / 骨再生 |
研究成果の概要 |
3種類のポーラスチタンとポーラスアパタイトを使用し作製した材料の圧縮試験を行いポーラスチタンはポーラスアパタイトと比較して高い強度を示した。細胞実験では細胞増殖数、mRNAおよび石灰化の測定を定量し、十分な骨再生能をもっていることを示した。動物実験では3種類のポーラスチタンやポーラスアパタイトを埋入し、80%のポーラスチタン群が75%のポーラスアパタイト群と比較して再生骨の面積率と骨接触率において有意に大きかった。一方、圧縮試験においては75%のポーラスアパタイト群は他の群と比較して有意に小さかった。本結果から十分な骨結合と優れた機械的強度をもった連通ハニカム構造の新規骨補填材料が開発された。
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自由記述の分野 |
歯科補綴学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
連通多孔性アパタイトは強度が弱いことが欠点であり、力学的負担の大きな広範囲骨欠損の環境下ではアパタイト自体が破壊されることがあり臨床応用する上で問題があった。本研究で作製されたポーラスチタンは臨床応用可能な力学的強度をもつこと、チタン内部まで血液や細胞が導入され骨伝導をもつこと、ならびに十分な骨再生を達成することが示された。以上の結果から、本材料は臨床応用が可能であることが示された。
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