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2018 年度 研究成果報告書

骨メタボリズム促進型インプラント治療の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11595
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 補綴・理工系歯学
研究機関広島大学

研究代表者

久保 隆靖  広島大学, 病院(歯), 講師 (60240876)

研究分担者 大上 博史  広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 助教 (70711307)
土井 一矢  広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 助教 (80444686)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード骨メタボリズム / インプラント / 骨粗鬆症 / 糖尿病 / 骨再生
研究成果の概要

本件研究は骨代謝が低下している骨粗鬆症および糖尿病病態モデルを作成し,骨代謝促進作用を持つ副甲状腺ホルモン(PTH)およびポリリン酸を用いた骨再生療法の確立を目指した.担体に連通多孔性ハイドロキシアパタイトを用いて骨質改善療法を行い,同部へのインプラント埋入および骨支持の状態を評価し,その有用性を検討した.ポリリン酸とPTHは相互作用を示し,骨再生を有意に促進した.またPTH単独投与でも同様の骨形成を促進した.また,インプラント支持の評価においてもオッセオインテグレーション獲得の促進を達成した.

自由記述の分野

歯科補綴学

研究成果の学術的意義や社会的意義

重篤な骨粗鬆症や糖尿病を有する骨再生には,骨代謝活性および骨強度の低下に対する療法が必要であり,これに対する予知性の高い治療法は確立されていない.インプラント適応される高齢者の割合は多く,また骨粗鬆症や糖尿病を合併する割合も多い.それゆえ,ポリリン酸吸着人工骨とPTH間歇投与の両者を合わせた骨メタボリズム促進再生療法の確立は,高齢化社会におけるインプラント治療の適用拡大と予知性で国民のQOLの向上に大きな寄与となることと期待できる.

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公開日: 2020-03-30  

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