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2018 年度 研究成果報告書

転写因子Gli1陽性歯髄幹細胞の象牙質再生に対する機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11664
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 歯科医用工学・再生歯学
研究機関北海道医療大学 (2017-2018)
松本歯科大学 (2016)

研究代表者

細矢 明宏  北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (70350824)

研究分担者 吉羽 邦彦  新潟大学, 医歯学系, 教授 (30220718)
中村 浩彰  松本歯科大学, 歯学部, 教授 (50227930)
平賀 徹  松本歯科大学, 歯学部, 教授 (70322170)
溝口 利英  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (90329475)
建部 廣明  北海道医療大学, 歯学部, 助教 (40638293)
入江 一元  北海道医療大学, 歯学部, 教授 (70223352)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードGli1
研究成果の概要

歯髄に多分化能を有する組織幹細胞が存在することが知られているが,この細胞の特性ならびに象牙芽細胞への分化機構は不明な点が多い。本研究では,転写因子Gli1を発現する細胞が,完成歯歯髄の血管周囲に散在性に存在し,高いCFU-F活性と多分化能を有することを明らかにした。また,窩洞形成後の象牙質再生過程において,Gli1陽性細胞が増殖して象牙芽細胞へ分化することを示した。従って,Gli1は歯髄幹細胞のマーカーとして有用であると考えられる。

自由記述の分野

口腔解剖学

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯の内部にある歯髄という組織に,幹細胞が存在することが知られている。しかしこれまで,どの細胞が幹細胞であるかを指し示すことは出来なかった。本研究では,Gli1という転写因子を発現する歯髄細胞が幹細胞の性質を有し,歯髄損傷後に増殖,分化して,象牙質を再生することが示された。今後,Gli1を指標として歯髄幹細胞の研究が進展することが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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