研究課題/領域番号 |
16K11691
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
|
研究機関 | 鹿児島大学 (2018-2019) 九州大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
田中 昭彦 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (70615799)
|
研究分担者 |
森山 雅文 九州大学, 歯学研究院, 助教 (20452774)
安永 純一朗 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 講師 (40362404)
中村 誠司 九州大学, 歯学研究院, 教授 (60189040)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
キーワード | シェーグレン症候群 / 検査 / 唾液 / エクソソーム |
研究成果の概要 |
唾液、血液など採取の容易な検体での解析を行った。今回、細胞から分泌される直径50-150nmの細胞外小胞の一つであるエクソソームはその内部にマイクロRNA(以下 miRNA)含むことが知られており、そのmiRNAに着目し、能動的に分泌されるエクソソーム内miRNAを検出することで、より精度の高い診断への応用を期待した。結果として、血液、唾液、うがい液からmiRNAを検出することが可能であった。疾患特異的な分子の確定にはいたらなかったが、非侵襲的に採取できる唾液やうがい液検体がSS等の口腔内疾患の検査法として有用である可能性を示した。
|
自由記述の分野 |
口腔科学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでのシェーグレン症候群に関する検査法には侵襲的な検査が多く、かついくつかの検査を組み合わせることで診断を行っていた。本研究が実用化にいたれば侵襲のない方法で採取可能な唾液やうがい液を用いて診断を行い、これまで困難であった経過観察のツールとして応用可能な、ひいては治療効果の判定にも用いれる検査法の確立する可能性がある。
|