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2018 年度 研究成果報告書

口腔癌への癌化学療法がもたらすゲノムの加速的変化と治療抵抗性獲得メカニズムの解析

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11737
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

野口 一馬  兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (50309473)

研究分担者 山根木 康嗣  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (00434944)
川邊 睦記  兵庫医科大学, 医学部, 助教 (10760720)
岸本 裕充  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (30291818)
中野 芳朗  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (30360267)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード口腔がん / 唾液腺癌 / 癌化学療法 / 放射線治療 / 獲得耐性
研究成果の概要

本研究では口腔癌患者の癌遺伝子・癌抑制遺伝子の変異をがん治療に活用し、口腔癌治療において有効ながん化学療法・放射線治療を解析することである。実際には手術検体から培養細胞株を樹立し、CDDPやCmabを培養液に添加し、耐性細胞を樹立した。また放射線耐性細胞では10Gy/回を照射し、100Gy照射後も増殖能を有する口腔扁平上皮癌培養細胞の樹立に成功した。さらに唾液腺癌では培養細胞の樹立と発がんに関わる融合遺伝子の解析を行った。現在、樹立細胞の全ゲノム解析を行っている。

自由記述の分野

口腔腫瘍学

研究成果の学術的意義や社会的意義

口腔がんの治療方針としては外科切除が優先されるが、術後再発や転移のリスクが高い場合は放射線化学療法(あるいは放射線治療)が行われることが推奨される。術後治療の効果が患者の予後を決定するといっても過言ではない。われわれは術後治療の効果判定を切除した組織検体から予測できないかと考え、患者由来の癌培養細胞を作成し、がん化学療法や放射線治療を行った際の遺伝子の変化から効果予測が可能かを検討した。

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公開日: 2020-03-30  

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