研究課題/領域番号 |
16K11751
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
山村 佳子 徳島大学, 病院, 助教 (00581406)
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研究分担者 |
宮本 洋二 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (20200214)
玉谷 哲也 徳島大学, 病院, 講師 (30274236)
高丸 菜都美 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 徳島大学専門研究員 (40513031)
永井 宏和 東北大学, 歯学研究科, 准教授 (50282190)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 唾液腺 / 再生 / マイクロアレイ解析 |
研究成果の概要 |
マウスの顎下腺をチタンクリップで結紮し,顎下腺結紮モデルマウスを作成した。マイクロアレイ解析にて,非結紮顎下腺に比較して24時間結紮した顎下腺で4倍以上発現が上昇した15 miRNAおよび103遺伝子が同定された。miR-710では,カットオフ値2.5倍以上で, Clip4とIer 5が挙げられた。免疫組織学的染色では,Ier 5は腺房細胞に局在しており,24時間結紮すると発現が増加していた。
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自由記述の分野 |
口腔外科学分野
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果より,Clip 4やIer 5は唾液腺の萎縮に関与している可能性が示唆された。この成果は唾液腺組織再生の研究にも貢献できると考える。さらに、臨床研究へ誘導できる重要な基礎研究として位置づけられ、“唾液分泌低下の改善”という患者のQOL向上が期待できるだけでなく、唾液腺疾患への治療応用へも可能性を秘めていると考える。
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