研究課題
消化管外科の周術期口腔機能管理患者に対して下記の調査を行った。摂食、咀嚼、嚥下に関する調査。食事内容に関する調査、嚥下状態に関する調査を入院カルテによる調査を行った。口腔検診(現在歯数、義歯の有無、歯周組織の状態、粘膜の状態、舌苔、口臭)口腔機能及び細菌の客観的検査(1~5)。唾液湿潤度の測定: 口腔乾燥の簡易測定法として開発されたムーカスを用い測定した。細菌数の測定: 口蓋最深部または舌背から滅菌綿棒を用いて1回転して資料を採取し細菌カウンターを用いて測定した。摂食、咀嚼、嚥下機能、など口腔機能カテゴリーで層別化した。誤嚥性肺炎など合併症、医療費などを目的変数とし、年齢、性別、オーラルケア・マネジメント前後での口腔検診、口腔機能及び細菌の客観的検査を説明変数とした単変量解析を実施した。単回帰分析によって有意となった項目を説明変数とし多変量解析を実施した。P<0.05を統計学的に有意とし、解析にはJMPpro14を使用した。唾液の性質を測定する検査機器アークレイ株式会社SiLL-Haにて唾液中のアンモニア、pHを測定することにより口腔清掃度を推測する方法を採用した。
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