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2018 年度 研究成果報告書

コチニンを指標とした女子学生の受動喫煙の実態と口腔への影響に関する継続的調査

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11906
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会系歯学
研究機関愛知学院大学短期大学部

研究代表者

稲垣 幸司  愛知学院大学短期大学部, その他部局等, 教授 (50211058)

研究分担者 犬飼 順子  愛知学院大学短期大学部, その他部局等, 教授 (40319190)
高阪 利美  愛知学院大学短期大学部, その他部局等, 教授 (90446188)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード受動喫煙 / 加濃式社会的ニコチン依存度 / 歯肉メラニン色素沈着 / コチニン
研究成果の概要

喫煙,受動喫煙に対する認識と口腔内所見との関係を3年間にわたり評価し,関連を検討した。喫煙,受動喫煙,加濃式社会的ニコチン依存度(KTSND)に関する質問票と口腔内写真撮影を行った103名(18.2 ± 0.8歳)を対象とした。受動喫煙は,3年間で,ほぼ横ばい状況であった。尿中コチニン濃度で受動喫煙ありと判定した9名の内,歯肉メラニン色素沈着がみられたのは3名であった。受動喫煙の有無別KTSND得点は,なし群の方が低い傾向となった(p < 0.10)。喫煙や受動喫煙と歯肉のメラニン色素沈着との明確な関連はみられず,喫煙以外の因子も含めた評価が必要であると考えられた。

自由記述の分野

歯周病学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究結果により、尿中コチニン濃度で判定した喫煙や受動喫煙の実態とそれに起因する口唇や歯肉メラニン色素沈着との関係が明らかになれば、国民の多くが健康被害を被っている受動喫煙の影響の裏付けとなり、歯周病の予防や治療に大いに役立つだけでなく、国民の健康の促進につながると確信している。

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公開日: 2020-03-30  

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