研究課題/領域番号 |
16K11939
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
青池 智小都 福井大学, 学術研究院医学系部門, 特命助教 (00749658)
|
研究分担者 |
長谷川 智子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (60303369)
梅田 尚子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 特命助教 (10808306)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
キーワード | 手術室看護師 / 笑い / 不安 / コミュニケーション / リラックス |
研究成果の概要 |
手術室入室から麻酔導入時までの中で、手術を受ける患者と手術室看護師の相互作用において、手術室看護師が笑いをどの様に感じているか明らかにすることを目的に、手術室看護師13名に半構成面接法によってデータ収集し、グランデッド・セオリー・アプローチを基に継続的比較分析を行った。さらに、手術室看護師220名にアンケート調査を実施した。手術室看護師は患者に比べて、安心感や気持ちが楽になる、心に余裕ができるとは思ってないことが示唆された。また話しやすくなる等、患者とのコミュニケーションが円滑になることや、笑いに対しての患者の反応から患者の精神状態を知り、患者に対して接し方を変えることができると認識していた。
|
自由記述の分野 |
看護学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
手術を受ける患者と手術室看護師の相互作用においての笑いは、安心感や気持ちが楽になる、心に余裕ができるなど患者の精神的安楽に繋がるとともに、手術室看護師と患者との円滑なコミュニケーションや、笑いに対しての患者の反応から手術室看護師は対応を変えるなど、患者が安全に安楽に手術を受けることができる看護を提供できる。 また手術看護の教育に活かすことで、手術室看護師のスキルアップにも繋がり、看護の質が向上すると考える。
|