研究課題/領域番号 |
16K11966
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
西田 朋子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (20386791)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 新人看護師 / 教育的支援 |
研究実績の概要 |
当初の計画では面接調査を開始する予定であったが、前年度の国外文献の検討が十分ではなかったため英論文を中心とした検討を行った。まずCiNiiにおいてキーワードを「developmental disorders」「struggling learner」「learning disability」としてnursingに関する文献を選択したところ3件だった。また、CHINAHLで同様の検索を行ったところ9件であり、各文献の引用文献等を確認したところ13件が該当した。加えて、国内は医中誌で計25件だったことから、総数としては50件が対象となった。 対象は、看護学生が23件、看護師が12件、その他が15件であった。調査方法としては、ケーススタディのように個別の状況を明らかにしているものが多く、全体としてどのような傾向にあるのかを示したものはほとんど見当たらなかった。 国内の看護系の学会では、本研究の主要課題として扱っている「特別な教育的支援」を必要とする新人看護師に関する研究はみられていない。 一方で面接調査実施に向けた聴き取り調査では、少なからず他の新人看護師よりも進捗の緩やかな者の存在が明らかとなっている。このような特徴を持つ新人看護師は、特徴として「看護技術の修得がゆっくりである」「自己評価が高い」「何度指導しても覚えられない」等があり、指導する側が疲弊したり、夜勤や一人立ちの時期を遅らすことをする必要が生じている状況が語られている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
初年度の予定が遅れたことに加え、研究者自身の体調により研究に取り組むことができる時間のねん出ができなかったことが理由である。
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今後の研究の推進方策 |
研究内容は当初の計画通りにすすめつつ、期間延長も視野に入れた研究計画の再構築を行う。 また、面接調査の準備を行い、データ収集を行っていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
理由:研究者の私的な事情により、研究遂行が困難だったため。 使用計画:面接調査計画を実施し、研究倫理審査を受審し実施する。期間延長を考慮した計画を組む。
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