研究課題/領域番号 |
16K11976
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 福岡女学院看護大学 |
研究代表者 |
星 美和子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (70433133)
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研究分担者 |
吉武 美佐子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 准教授 (50320388)
藤川 真紀 福岡女学院看護大学, 看護学部, 講師 (30570121)
吉野 拓未 福岡女学院看護大学, 看護学部, 講師 (50711917)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 看護大学生 / 大学生 / 成長 / 自己超越性 |
研究成果の概要 |
本研究では、宗教的背景を持つ大学の看護学部、宗教的背景を持つ大学の文系学部、そして宗教的背景のない大学の看護学部の大学生を対象に調査を実施し、自己超越理論をもとに構築した理論的枠組みの検証を行った。合計920名から有効回答を得て分析したところ、自己超越性は、うつ、自己効力感、自尊感情、そして感情知能と相関関係があるという結果を得られた。これまでの研究結果同様、自己超越性は、大学生においても特に精神面でのウェルビーイングに影響を及ぼすことが明らかになった。また、大学の宗教的背景の有無や、学部の違いをもとに比較した結果から、自己超越性及びウェルビーイング指標に差異があることも明らかになった。
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自由記述の分野 |
看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自己超越性は、人間の成長における成熟性の特徴の一つであり、自分のそれまでの限界や視野を広げる力と定義されている(Reed, 2014)。本研究では、人間を全人的に理解するために人としての成長が求められる看護大学生を対象に、ウェルビーイングを促進することを最終的な目的として、自己超越性に関する検証を行うとともに、文系学部生との比較を行った。また、自己超越性は、宗教的信仰を含む個人が持つ信念が影響すると言われていることから、宗教的背景を持つ大学の学部生と宗教的背景のない大学の学部生との比較も行った。これら異なる対象群の比較は、自己超越性の研究においては学術的にも初めての試みであった。
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