研究課題/領域番号 |
16K12025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
山本 小奈実 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60574340)
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研究分担者 |
田戸 朝美 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (30452642)
佐伯 京子 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60759687)
山勢 博彰 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90279357)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 脳死下臓器提供 / 家族ケア / 臓器移植 |
研究成果の概要 |
脳死下臓器提供における家族ケア指針を開発した。 開発した脳死下臓器提供における家族ケア指針は、「脳死とされうる状態と判断」、「臓器提供の機会があることを説明」、「家族の代理意思決定」、「2回の法的脳死判定」、「死亡宣告」、「摘出手術までの患者管理」、「摘出手術」、「お見送り」の枠組みに、51項目の家族ケアで構成される。
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自由記述の分野 |
看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳死下臓器提供は、脳死となりうる状態から提供までに到る日数が6日程度とされている。このような切迫する中で患者家族は、臓器提供についての意思決定を求めら、れさらなる心理的負担を抱えている。 家族を失う悲しみの中で臓器提供の意思決定をしなくてはならない家族には、医療者の十分な支えが必要とされる。そのような家族に対して、脳死下臓器提供における看護ケア指針を開発する事は、家族ケアが確立でき、家族のニーズに沿ったケアが実践できることが期待できる。また、臓器提供した家族もケアを受けることで悲嘆促進が図れることも期待できる。
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