糖尿病患者の血糖コントロールを支援するための健康感を用いたケアモデルを構築するための取り組みとして,外来における糖尿病看護に関するの介入研究について検討した.また,1年間の看護師による療養指導による変化を捉えるための縦断調査を実施した. 調査は,外来通院中で自記式質問紙に回答できる糖尿病患者100名を調査対象とした.調査内容は,療養指導の内容,健康感を捉える元気感と病い感,血糖値,HbA1c,eGFRなどであった.男性52名,女性36名,64.6±9.3歳の調査結果を分析したが,療養指導による健康感,血糖値,HbA1cに有意な差は認められなかったため,さらなる検討が必要である.
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