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2019 年度 研究成果報告書

腹腔鏡下手術後患者に対するソフトマッサージ効果の比較ランダム化試験

研究課題

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研究課題/領域番号 16K12047
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 臨床看護学
研究機関聖泉大学 (2019)
森ノ宮医療大学 (2016-2018)

研究代表者

緒方 昭子  聖泉大学, 看護学部, 教授 (50510731)

研究分担者 外村 昌子  森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 准教授 (20711980)
蓮池 光人  森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 講師 (30760657)
奥 祥子  姫路大学, 看護学部, 教授 (40284921)
久木元 由紀子  森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 教授 (70725142)
井手口 範男  森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 教授 (90396929)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードソフトタッチ / 腹腔鏡手術 / リラックス / コンフォート / 看護師 / がん患者
研究成果の概要

腹腔鏡手術を受けた術後2日目の消化器がん患者に対して、測定方法などの検討を重ね3年間異なる施設で背部にソフトタッチのマッサージを実施し、その効果を検証した。血圧、HRVの生理的指標と,VAS,感想、語りの主観的指標を用いて評価した。3年間において生理的指標での介入前後ならびに群別の差も見られなかった。主観的指標においては介入群の不快のVAS値の低下、安心の増加が見られた。感想やインタビューでは「気持ち良い」「暖かい」「安心」などがの評価が得られた。術後の対象にとって、ソフトマッサージは身体への影響がなく、心理的に良い状況へと導くことができると思われる

自由記述の分野

臨床看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

腹腔鏡手術が増加し、入院期間が短縮しまたクリテイカルパスにより患者と看護師の接点が減少している現状において、術後2、3日目の患者に対して看護師が軽いタッチケアであるソフトマッサージを行うことで、手術前後を通して緊張していた患者の身体や心をリラックス状態に導き、がんの診断、手術侵襲による苦痛状態の患者に対して、入院生活の癒しと退院後の生活の意欲につながることが期待できる。

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公開日: 2021-02-19  

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