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2016 年度 実施状況報告書

終の棲家で最期を安心して迎えるための入所者参画型看取り看護ガイドラインの構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K12073
研究機関名桜大学

研究代表者

伊波 弘幸  名桜大学, 健康科学部, 助教 (40712550)

研究分担者 大城 凌子  名桜大学, 健康科学部, 上級准教授 (80461672)
永田 美和子  名桜大学, 健康科学部, 教授 (50369344)
鶴巻 陽子  名桜大学, 健康科学部, 助教 (80710128)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードハンセン病 / 高齢化 / 看取り
研究実績の概要

本研究は、ハンセン病療養所入所者の今後の看取り看護のあり方を明らかにし、ハンセン病療養所における看取り看護のガイドライン構築に向けた資料の提示を目的とする。具体的には、国立ハンセン病療養所の13施設の看護師(1233名)、を対象に看取り看護の現状と課題、入所者(1667)名に対し、今後どのような最期を迎えたいかについて調査する。調査を進めて行くに当たり、平成28年度の具体的研究計画・方法について以下の通り計画に取り組んだ。
・我が国の看取りの現状、ハンセン病療養所に類似した特別養護老人ホームにおける看取りの現状、終末期がん患者のスピリチュアルケアに関する文献や資料の検索と整理。日本における看取り(看護)の概念的位置づけを明確化するため国内外の文献を収集し比較検討した。また、高齢者の看取り(看護)に関する先行研究から得られた資料の整理を行った。本邦において超高齢社会となり、2025年には人口の20%が後期高齢者になるといわれている。そのため、看取り、エンド・オブ・ライフケアの研究が急速に報告されている。国立ハンセン病療養所においても急速に高齢化が進みハンセン病療養所の入所者の平均年齢が85歳を越えている現状だが、看取りに関する研究報告は非常に少ない。また各療養所の看取りの現状が不明確であることがわかった。文献検討の結果からも示される通り、ハンセン病療養所における看取り看護は喫緊の重要課題であることが明らかになった。入所者の動向を考えると残された期間に限りがあることから、早い時期の看取りの支援に必要なガイドラインの構築が必要である。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

平成28年度は、全国13施設の入所者、看護師を対象に質問紙及び面接調査に向けて質問紙調査の具体的内容を共同研修者と検討を重ねた。さらに国立療養所沖縄愛楽園看護部長、教育担当看護師、副看護師長と共にワーキンググループを立ち上げ国立ハンセン病療養所13施設の看取りの状況、方針、具体的看護実践などの話し合いを行った。また、質問紙調査の内容についてもディスカッションを重ね検討し質問紙の作成を行った。面接調査についても沖縄愛楽園、奄美和光園をかわきりに九州管内から勧めていく。

今後の研究の推進方策

研究計画の内容の変更は特にない。質問紙調査、面接調査を随時実施していく。各療養所において、看取りの取り組みに差が生じていることから、各療養所と調整しながら入所者、看護師を交え、「ゆんたく(語り合い)しながら看取りを考える会」を開催していく。その語り合いの中から入所者の最期をどのようにしていくべきか、入所者は最期どのように迎えたいか、また、看護師(療養所)は、入所者に最期の看取り場をどのように提供して行くべきかなどハンセン病療養所の看取り看護ガイドラインの具現化ができるような会にして行きたいと考えている。

次年度使用額が生じた理由

平成28年度は計画的に予算執行できた。しかし分担者1名分が予算を未使用であったためこの件関しては平成29年度の担当者へ繰越金として予算計上した。

次年度使用額の使用計画

計画的に予算執行するよう分担者へ働き掛けていく。

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公開日: 2018-01-16  

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