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2016 年度 実施状況報告書

精神障がい者の家族のFamily Resilienceを促すガイドラインの活用

研究課題

研究課題/領域番号 16K12105
研究機関愛媛県立医療技術大学

研究代表者

中平 洋子  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 講師(移行) (70270056)

研究分担者 土岐 弘美  香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (40314926)
鳥居 順子  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授(移行) (00249608)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードFamily Resilience / 精神障がい者 / 家族
研究実績の概要

本研究の目的は、精神障がい者を内包する家族のFamily Resilienceを促進・強化する支援方法を開発することである。
これまでに精神障がい者の家族のFamily Resilienceの特性とFamily Resilienceを促進するために精神科看護師が行っている看護介入について、質的記述的研究デザインで明らかにしてきた。
平成28年度は、家族のFamily Resilienceの関連要因を明らかにする予定であったが、これまでに研究協力を得た施設に成果報告した結果を踏まえて研究者間で検討した結果、臨床現場で用いやすいガイドラインを作成する為に、看護介入部分を強化することとした。
精神障がい者の家族のFamily Resilienceを促進・強化する看護介入に関する質問紙を作成中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

精神科看護師を対象に実施する予定であった精神障がい者の家族のFamily Resilienceを促進・強化する為の看護介入に関する質問紙作成が遅れている。

今後の研究の推進方策

平成29年度は、精神科看護師を対象として、精神障がい者の家族のFamily Resilienceを促進するための看護介入に関する質問紙調査を実施する。
具体的な介入方法やその用いられ方の特徴、関連要因等を明らかにすることを目指す。
現在、精神科看護師へのインタビューから抽出された看護介入、家族のFamily Resilienceに関する研究成果、書籍等より看護介入を抽出している。倫理審査を受けた後、複数県、複数施設の精神科看護師を対象に質問紙調査を実施する予定である。

次年度使用額が生じた理由

精神障がい者の家族を対象とした質問紙調査を実施する予定であったが、精神科看護師を対象として看護介入に関する質問紙調査を行うこととした。しかし、今年度調査が行えなかったため、調査用紙の送返信にかかる通信費が発生しなかった、また分析に用いるためのソフトの購入を行わなかった。

次年度使用額の使用計画

平成29年度に実施する質問紙調査の送返信費用、および分析ソフト購入費用に充てる。

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公開日: 2018-01-16  

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