研究課題/領域番号 |
16K12108
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
前田 尚美 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (60407129)
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研究分担者 |
山本 八千代 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (10295149)
三田村 保 北海道科学大学, 未来デザイン学部, 教授 (80271641)
加藤 剛寿 北海道科学大学, 保健医療学部, 助教 (00756421) [辞退]
草野 知美 北海道科学大学, 保健医療学部, 助教 (50736311) [辞退]
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | インターネット / 性教育 / 性被害 / 子ども |
研究実績の概要 |
インターネット利用を契機とした子どもの性被害が生じている背景を踏まえ、小学生とその保護者に必要な、性の安全を守るための教育内容について検討を進めている。 平成30年度は、前年度に実施した小学生の保護者を対象としたわが子のインターネット利用に関する調査結果を分析した。その結果、子どものインターネット利用に対する保護者の心配は、視力低下や生活習慣への影響が中心であり、インターネット上での出会い等によるトラブルについてほとんど心配していない実態が明らかになった。また、子どものインターネット利用に対する子どもへの関わりは、利用時間を決めるなどのルールを決めることが中心で、トラブルを避けるために必要な具体的な内容について子どもと話し合っていない実態が浮かび上がった。 平成31年度は、小学生の親子に必要な具体的な教育内容について検討する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本年度は、3年計画の3年目であり、追加の調査を検討・実施し、小学生の親子に必要な教育プログラムを構築する予定であった。しかし、これまでの遅れに加え、研究者の異動や計画の見直しにより研究を予定通り遂行できず、補助事業期間の延長申請をして認められた。
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今後の研究の推進方策 |
平成31年度まで研究期間を延長し、今後に必要な調査を検討・実施し、小学生の親子に必要な教育プログラムの構築を目指す。 具体的には、これまでに保護者を対象とした調査を2回実施しているが、子どもを対象とした調査には至っていないため、思春期世代を対象とした調査の必要性、調査内容、方法について、再度検討する。その結果を踏まえて、教育プログラムを検討する。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成30年度は研究を予定通り遂行できず、補助事業期間延長を申請し承認を受けた。平成30年度に使用予定だった分を、次年度に利用する予定である。
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