診断時以降積極的な治療期にある子ども(以下、患児)のきょうだいの立場にある方々の、家庭や保育教育機関といった生活、医療の場で体験していることと、必要な小児がん関連情報、さらに自尊感情や情緒と行動の問題、生活の質といった状態について、学齢期以降のきょうだい自身の認識からと、幼児期以降(学齢期以降も含む)のきょうだいの保護者の認識から明らかにする調査を実施してきた。倫理審査手続きの都合で、調査開始時期が大幅に遅れてしまったが、現在対象の方々からのご協力のもと、着実に調査件数を重ねている。 また、調査機関で定期開催している「きょうだいの会」の効果を分析した結果を学会発表したのち、論文にまとめている。
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