• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

小児慢性疾患患者の「生活力」支援プログラムの作成および実施と評価

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K12159
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生涯発達看護学
研究機関愛知県立大学

研究代表者

汲田 明美  愛知県立大学, 看護学部, 講師 (80716738)

研究分担者 服部 淳子  愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70233377)
山田 浩雅  愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (60285236)
北川 好郎  愛知医科大学, 医学部, 講師 (00440719)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2023-03-31
キーワード生活力 / 思春期(成人移行期) / 難病支援 / 炎症性腸疾患 / 支援ツール
研究成果の概要

小児慢性疾患を持つ患者は増加の傾向にあり、「その子の将来、その子の人生という長期的な視点でみた患者のQOLの向上につながる支援の重要性(余田,2012)」が言われている。特に思春期では、患者が「その人らしく自立する」ための援助が重要である。本研究では、専門職者の活用も期待できる「思春期」の炎症性腸疾患患者の「生活力」支援の基礎的な研究を2点行った。1点は「生活力」について、成人患者や思春期の炎症性腸疾患を持つ患者の支援者たちにインタビューした調査である。もう1点は「生活力」支援のツール「豊かに生活するノートHappifullノート」の作成に関する調査である。

自由記述の分野

小児看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

炎症性腸疾患を持つ患者の思春期の「生活力」の支援において、実際に周囲の人々や成人患者にインタビュー調査をした上で、支援プログラムのひとつとしてツール(豊かに生活するノートHappifullノート)を作成した。炎症性腸疾患患者が、まず、自分の良い面に気づき、それをのばしながら、炎症性腸疾患を持つ自分にも関心を持ち、療養法や工夫、医師への質問や将来を考えることで、より「生活力」をアップさせることが期待できる。難病である炎症性腸疾患患者への支援への実践への具体的な関わり方への示唆ともなり、今後の実践内容の工夫に使用できると考える。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi