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2019 年度 研究成果報告書

産科施設で活用するために開発した助産診断名と診断指標の信頼性・妥当性の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K12182
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生涯発達看護学
研究機関東京医療保健大学 (2018-2019)
宮崎県立看護大学 (2017)
帝京科学大学 (2016)

研究代表者

齋藤 益子  東京医療保健大学, 看護学部, 教授 (30289962)

研究分担者 濱嵜 真由美  宮崎県立看護大学, 看護学部, 准教授 (90352335)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード助産診断 / 妊娠期の健康生活診断 / 産褥期の健康生活診断 / 因子分析
研究成果の概要

研究者らは産科施設で妊産婦の状態を診断するためのツールとしてマタニティ診断名を開発している。今回、その中の健康生活診断に関する診断名のなかで、妊娠期42の診断名と診断指標、産褥期42の診断名と診断指標について信頼性・妥当性を検討した。
方法は全国の院内助産や助産外来を担当している助産師に対して、それぞれの類型ごとに診断指標を用いた調査票を作成し、4件法で回答を得て、因子分析により検討した。
妊娠期は106名、産褥期は110名から回答を得て、因子分析の結果、42の診断名は34の診断名に整理された。今後、この成果からマタニティ診断ガイドブック及び実践マタニティ診断の改訂を行っていく予定である。

自由記述の分野

女性看護学  助産学  生殖看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

マタニティ診断は、約20年前から開発に取り組んでおり、診断指標の概念の不明確な部分もあり、診断指標の文言がメンバーの経験に基づくもので、確固とした根拠の必要性を痛感していた。今回の研究により、科学的根拠のある診断指標を作成し整理することができた。
ガイドブックとして医学書院から出版し、臨床の助産師はもとより、母性看護を学ぶ看護学生や助産学生の参考書としても活用されており、今回の結果を踏まえて第6版として改訂することに繋がった。

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公開日: 2021-02-19  

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