研究課題/領域番号 |
16K12198
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
長谷川 真澄 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (80315522)
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研究分担者 |
粟生田 友子 埼玉医科大学, 保健医療学部, 教授 (50150909)
道信 良子 札幌医科大学, 医療人育成センター, 准教授 (70336410)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | せん妄 / 質評価指標 / 入院患者 / ケアの質 |
研究実績の概要 |
本研究は、入院患者のせん妄の予防および発症時の看護ケアの質評価指標を開発することである。本年度は、看護師が実践するせん妄ケアの構成要素をエスノグラフィにより明らかにした研究成果を日本老年看護学会誌に投稿し、掲載が決定した。その研究成果および先行研究に基づき、せん妄ケアの質評価指標の項目案の構成要素として、アセスメント3要素、せん妄ケア4要素、連携2要素に大別し、計90項目の項目案を作成した。これらについて、エキスパートパネルによる表面妥当性の検討を経て、信頼妥当性の評価を行う予定であったが、新型コロナ感染症拡大により対象看護師の研究協力が得られず、研究が進まなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ感染症拡大によりせん妄ケアの質評価指標案の信頼・妥当性の検討に必要なデータ収集ができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間を延長し、データ収集・分析を行い、研究成果をまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
評価指標の信頼・妥当性検証のための調査・分析にかかる費用が執行できなかったことで、未使用額が生じた。研究期間を延長して残額を執行する。
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