| 研究課題/領域番号 |
16K12209
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| 研究機関 | 愛知県立大学 |
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研究代表者 |
藤野 あゆみ 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (00433227)
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| 研究分担者 |
百瀬 由美子 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (20262735)
天木 伸子 愛知県立大学, 看護学部, 講師 (40582581)
渡辺 みどり 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (60293479)
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| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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| キーワード | 倫理的問題 / 介護保険施設 / 看護職 |
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| 研究実績の概要 |
平成29年度に実施した看護職の倫理的感受性に関する文献検討の結果を踏まえて、平成30年度より本研究の目的を以下のように修正した。修正後の本研究の目的は、1.介護保険施設で働く看護職の倫理的問題に対する感受性を高め、かつ倫理的問題を解決へと導く倫理教育プログラムを開発すること、2.当該プログラムを実施して、その効果を縦断的に評価すること、である。
この目的を達成するために、平成30年度は、介護保険施設の看護職の倫理的問題解決思考尺度の開発を目的とした質問紙調査を計画した。質問紙調査を計画するにあたり、まず尺度の原案となる項目を平成29年度に実施した看護職の倫理的感受性に関する文献検討および介護保険施設の看護職に対するインタビューでの語りから作成した。つぎに尺度の原案となる項目、基本属性等で構成される質問紙を作成し、全国の介護保険施設の看護職を対象とした質問紙調査を行った。なお、質問紙調査は所属機関の研究倫理審査委員会の審査および承認を受けて実施した。
質問紙調査では、571名（回収率：25.7％）の看護職からから回答を得られた。そのうち本研究への同意を示す「本研究の主旨を理解し、研究への参加に同意します」にチェックがあった513件（有効回答率：89.8％）を有効回答とした。基本統計量の算出、尺度の原案項目の精選、因子分析、信頼性の検討、妥当性の検討を行い、4因子20項目で構成される介護保険施設の看護職の倫理的問題解決思考尺度を開発した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
介護保険施設の看護職を対象とした倫理教育プログラムが作成段階であり、まだ当該教育プログラムを実施できていないため。
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| 今後の研究の推進方策 |
介護保険施設の看護職を対象とした倫理教育プログラムを研究分担者とともに完成させ、実施する。その際、平成30年度に作成した介護保険施設の看護職の倫理的問題解決思考尺度を倫理教育プログラムの効果を測定するための指標として用いる。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
介護保険施設の看護職を対象とした倫理教育プログラムを令和元年に実施する計画に修正したため。
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