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2018 年度 研究成果報告書

介護重度化予防を目的に「低栄養改善」のための多職種連携ICTプログラム開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K12218
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関順天堂大学

研究代表者

藤尾 祐子  順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (60637106)

研究分担者 小平 めぐみ  国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 准教授 (00611691)
榎本 佳子  順天堂大学, 保健看護学部, 講師 (20637102)
小川 典子  順天堂大学, 保健看護学部, 先任准教授 (30621726)
古川 和稔  聖隷クリストファー大学, 社会福祉学部, 教授 (90461730)
研究協力者 竹内 孝仁  
藤尾 三紀夫  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード栄養改善 / 介護重度化予防 / ICT / 多職種連携
研究成果の概要

介護重度化予防を目的とした「栄養改善」を可能とするケアプラン作成のため、全国2,000名のケアマネジャーを対象に横断的調査と、12名のケアマネジャーにインタビュー調査を実施した。その結果から、「栄養改善」を可能とするケアプラン作成のため、アセスメントの標準化を図り、ICT利活用により「栄養改善」の課題をケアプランへと有機的に連動させる。さらに、「栄養改善」ケアプランをサービス提供者と共有するため、地域におけるシステムの共有化を図る。このシステムの共有化により多職種連携を促進させる。以上を、介護重度化予防を目的に「栄養改善」のための多職種連携ICTプログラムとして提言する。

自由記述の分野

在宅看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢者の要介護化・介護重度化の要因として低栄養がある。2005年介護保険法の改正により予防重視のシステムへと転換されたが、その後の報告書にも、低栄養状態の高齢者が約3割を占めている。研究者の先行研究では、サービス従事者の栄養改善に対する意識の低さや、要介護高齢者の栄養状態と介護重度化との関連性が示唆されている。本研究は、高齢者の低栄養リスクの発見(分析)から、栄養改善を可能とするケアプラン作成の標準化に向けた基礎的資料となる。さらに、ICT利活用の示唆を得ることで、高齢者の要介護化・介護重度化予防を目的とした多職種連携を促進する意義がある。

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公開日: 2020-03-30  

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