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2019 年度 研究成果報告書

睡眠を妨げない転倒予防のための照明の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K12220
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関久留米大学 (2017-2019)
帝京大学 (2016)

研究代表者

孫田 千恵  久留米大学, 医学部, 助教 (80389501)

研究分担者 樗木 晶子  九州大学, 医学研究院, 教授 (60216497)
橋口 暢子  九州大学, 医学研究院, 教授 (80264167)
西山 陽子  帝京大学, 公私立大学の部局等, 助教 (80634956)
安藤 眞一  九州大学, 大学病院, 特別教員 (90575284)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード睡眠 / 転倒 / 照明 / 環境
研究成果の概要

入院患者の睡眠状況と転倒不安感とQOLの関連性を明らかにし、照明環境の実態と転倒リスクに関連した身体的影響について検討した。Pittsburgh sleep quality index日本語版(PSQI)と転倒不安感に相関を認め(p=0.014)、睡眠が転倒不安感に影響することが示唆された。また、夜間の照明環境は、病室入口19~21lx、病室中央・窓側0lxであった。照明環境が与える影響は、暗所では重心動揺が大きくToe clearance(TC)が小さくなることが示され、暗所では転倒リスクが高くなるため夜間照明として病室中央に1lx程度の足元を照らす間接照明が必要である。

自由記述の分野

老年看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

夜間の照明環境を調査した結果、病室入口19~21lx、病室中央・窓側0lxであった。照明環境が与える影響について、暗所では重心動揺が大きくToe clearance(TC)が小さくなることが示された。本研究により、病室内の照明環境と暗所ではより転倒リスクが高くなることが示唆され、夜間照明として病室中央に1lx程度の足元を照らす間接照明を設置することが転倒リスクを減少させる一助になると考える。

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公開日: 2021-02-19  

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