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2019 年度 実施状況報告書

在宅療養高齢者のスキン-テアを含む皮膚障害の現状と早期改善ケアプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K12232
研究機関山形大学

研究代表者

片岡 ひとみ  山形大学, 医学部, 教授 (40404933)

研究分担者 大竹 まり子  山形大学, 医学部, 准教授 (40333984)
松田 友美  山形大学, 医学部, 教授 (90444926)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワード在宅療養高齢者 / スキンーテア
研究実績の概要

本研究は、訪問看護を利用する在宅療養高齢者の皮膚障害、主にスキン-テア(皮膚裂傷)と排泄物に起因する皮膚障害に対する予防対策、皮膚障害発生後の対処方法についての実態を明らかにし、皮膚障害予防対策、皮膚障害発生後の早期改善のためのケアプログラムを開発することを目的としている。今年度は、前年度に実施した無記名自己記入式質問紙調査の集計結果の一部を、2019年5月に開催された第28回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会において、A questionnaire survey evaluating skin care management in home care setting - pressure ulcer management - 、訪問看護師を対象としたスキンケア対策に関する実態調査(第2報)-スキン-テア管理-.の2演題について成果発表を行った。
急性期病院との連携、開業医や主治医との連携、使用する材料の入手方法、皮膚障害への対応や情報入手方法等に関する実態が明らかになり、未だ課題が多い現状が明らかとなった。また、相談窓口を求める意見も多く寄せられた。更に分析を重ねた結果を、2020年度開催予定の第29回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会及び第22回日本褥瘡学会学術集会において演題登録行い、発表を行う予定である。また、分析した結果をもとに皮膚障害予防対策、皮膚障害発生後の早期改善のためのケアプログラムの素案を作成した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

無記名自己記入式質問紙調査結果の集計後、成果発表作成に時間を要し、皮膚障害予防対策、皮膚障害発生後の早期改善のためのケアプログラムの素案作成が遅れた。

今後の研究の推進方策

今年度は、作成した皮膚障害予防対策、皮膚障害発生後の早期改善のためのケアプログラムの素案をさらに検討し、文献検討を加え、研究分担者、研究協力者の訪問看護師、同行訪問経験のある皮膚・排泄ケア認定看護師、修士の学位をもつ皮膚・排泄ケア認定看護師、研究分担者と検討を重ね、必要な予防対策と皮膚障害発生後ケアプログラムを開発する。

次年度使用額が生じた理由

一つの学会で2演題発表したため、成果発表のための学会参加費削減となった。またケアプログラム開発用パソコンの更新が次年度になった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] A questionnaire survey evaluating skin care management in home care setting - pressure ulcer management -2019

    • 著者名/発表者名
      片岡ひとみ
    • 学会等名
      28回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会
  • [学会発表] 訪問看護師を対象としたスキンケア対策に関する実態調査(第2報)-スキン-テア管理-2019

    • 著者名/発表者名
      片岡ひとみ
    • 学会等名
      28回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会

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公開日: 2021-01-27  

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