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2020 年度 実施状況報告書

在宅療養高齢者のスキン-テアを含む皮膚障害の現状と早期改善ケアプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K12232
研究機関山形大学

研究代表者

片岡 ひとみ  山形大学, 医学部, 教授 (40404933)

研究分担者 大竹 まり子  山形大学, 医学部, 非常勤講師 (40333984)
松田 友美  山形大学, 医学部, 教授 (90444926)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2022-03-31
キーワードスキン-テア / 在宅褥瘡
研究実績の概要

本研究は、訪問看護を利用する在宅療養高齢者の皮膚障害、主に褥瘡、スキン-テア(皮膚裂傷)と排泄物に起因する皮膚障害に対する予防対策、皮膚障害発生後の対処方法についての実態を明らかにし、皮膚障害予防対策、皮膚障害発生後の早期改善のためのケアプログラムを開発することを目的としている。今年度は、研究の一部を成果発表として2020年5月に開催された第29回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会において、Current situation for visiting nurses in the care, prevention, and current status of skin disorders in diaper users、9月に開催された第22回日本褥瘡学会学術集会において、訪問看護師の在宅における皮膚障害対応に関する課題、について発表を行った。在宅医や急性期病院との連携上の困難さ、家族、介護力に関する課題、関係者の皮膚障害への関心、知識不足、特定保険医療材料を含む衛生材料等の入手に関する課題等、在宅での実態が明らかとなった。学会誌への投稿論文作成中である。なお、昨年度、分析した結果をもとに作成した皮膚障害予防対策、皮膚障害発生後の早期改善のためのケアプログラムの素案については、コロナ禍の中、訪問看護師も多忙な状況が続いており、訪問看護師と十分な検討を行うことができなかったため、学内研究分担者と再度検討を重ねた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナ禍の中、訪問看護師も多忙な状況が続いており、訪問看護師と十分な検討を行うことができなかった。

今後の研究の推進方策

作成した皮膚障害予防対策、皮膚障害発生後の早期改善のためのケアプログラムの素案をさらに検討し、在宅療養高齢者に必要な予防対策と皮膚障害発生後ケアプログラムを開発する。

次年度使用額が生じた理由

学会がWEB開催となり、交通費、宿泊費等が削減となった。ケアプログラム作成のためのソフト、パソコン消耗品等を購入予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Current situation for visiting nurses in the care, prevention, and current status of skin disorders in diaper users2020

    • 著者名/発表者名
      片岡ひとみ
    • 学会等名
      第29回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会
  • [学会発表] 訪問看護師の在宅における皮膚障害対応に関する課題2020

    • 著者名/発表者名
      片岡ひとみ
    • 学会等名
      第22回日本褥瘡学会学術集会

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公開日: 2021-12-27  

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