研究実績の概要 |
研究課題:「児童・思春期ケアに活かす看護師のための情動知性の育成モデルの開発」のため、平成29年にデータ収集した児童・思春期精神科病棟6名の女性看護師に加えて、平成30年度は男性看護師4名のデータを加え、計10名の児童・思春期病棟看護師のデータ分析を繰り返し行った。結果7つのカテゴリー 1) Uneasiness with a patient’s behavior and comments, 2) Overcoming fear of upsetting a patient, 3) Establishing a relationship recognizing the patient as a special child, 4) Sense of heavy responsibility for the care of the patient, 5) Inability to cope with wishes of an individual patient, 6) Suppressing their feelings toward a patient, and 7) Importance of following established guidelinesを抽出し、IARMM 7th World Congress of Clinical Safety,2018にて公表した。また10名の看護師の体験を基に、情動知性を育成するための4編の困難事例:事例1「子どもに拒まれる」、事例2「子どもにハグを求められる」、事例3「子どもにアゲアシをとられる」、事例4「子どもとぶつかる」の教育コンテンツ(DVD)を作成した。児童思春期ケアに活かす看護師のための情動知性の育成モデルをDVDにも著し、可視化しできるようにした。令和元年以降:課題名「児童・思春期ケアに活かす看護師のための情動知性の育成モデルの評価」の実践的活用と評価に用いる。
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