• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

精神障害者が地域生活を送るためのセルフマネジメント評価尺度の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K12253
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関東京慈恵会医科大学 (2018-2019)
神奈川県立保健福祉大学 (2016-2017)

研究代表者

山下 真裕子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (40574611)

研究分担者 伊関 敏男  東京家政大学, 健康科学部, 教授 (30325922)
藪田 歩  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教 (40742292)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード精神障害者 / セルフケア / 地域支援 / 尺度
研究成果の概要

精神障害者が地域生活を継続するために必要なセルフケアに関する中範囲理論を構築し,これを理論基盤とした精神障害者が地域生活を送るためのセルフケア能力評価尺度を開発した.本尺度は,6因子35項目で構成され「生活機能」「社会機能」「心理的側面」を包含し,簡易的かつ多角的に精神障害者のセルフケア能力を定量的に測定できるものである.
調査の結果,本尺度の信頼性および内容的妥当性,収束的妥当性,構成概念妥当性を確認できた.またケースコントロールスタディにより本尺度が精神障害者の長期入院を予測できることも確認できた.

自由記述の分野

精神看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

精神障害者のセルフケア能力を定量的に評価することで,退院後,地域生活を送るために
必要な社会資源や支援内容など,具体的な支援策を講じる上で重要な資料となる.また医療者に対し,支援の方向性の新たな道標となり,具体的かつ明確となった課題に対する支援の実施が可能となり,精神障害者のセルフケア向上に寄与できる.精神障害者のセルフケアの向上は,精神障害者自身の生活への主体性,QOLの向上,地域生活の定着の促進,社会的入院の解消,再入院の予防による医療経済的効果が期待できる.

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi