研究課題/領域番号 |
16K12254
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 金城大学 |
研究代表者 |
彦 聖美 金城大学, 看護学部, 教授 (80531912)
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研究分担者 |
大木 秀一 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (00303404)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 男性介護者 / 家族介護者 / ソーシャル・キャピタル / 当事者の会 / 性別特徴 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、男性介護者のソーシャル・キャピタルの特徴を把握し、その特徴に基づいた健康支援のあり方を明らかにすることである。 男女介護者間の比較では、地域に対する信頼度に差はなかった。「個人的なことが話せる気楽な友人がいない」と答えた割合が、男性介護者の方が高く、町内会や老人会などの活動に参加している割合も、男性介護者の方が高かった。近所づきあいでは、「相談・生活面で協力する」が、女性介護者の方が高い割合を示し、「あいさつ程度の最小限の付き合い」が、男性介護者の方が高い割合を示すという性別特徴がみられた。ソーシャル・キャピタルの性別特徴を踏まえ、男性介護者の強みからの働きかけが望まれる。
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自由記述の分野 |
在宅看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
性差に着目して男性介護者のソーシャル・キャピタルを把握することは、男性介護者支援の方向性を明らかにすると共に、ジェンダーの視点を含めて社会全体で介護の課題に取り組んでいくための基礎資料として有用である。 男性介護者の中でも社会とのつながりが強いと思われる男性介護者の会に参加する者のソーシャル・キャピタルの把握と、男性介護者と女性介護者の比較を試みた。その結果、男性介護者の会に参加している者でさえ、助けを求められる友人がいないと答えた者が多かった。また、男性は女性に比べて近所づきあいは少ないが、地域の自治会等には参加していた。性別特徴から強みを捉え、支援に活かすことが重要である。
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