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2019 年度 実施状況報告書

看護診断を基盤とした在宅用標準看護計画の策定およびその有用性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 16K12259
研究機関天理医療大学

研究代表者

奥田 眞紀子  天理医療大学, 医療学部, 教授 (00390211)

研究分担者 栗田 麻美  奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (00574922)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワード看護の課題 / 関連因子 / 訪問看護計画書
研究実績の概要

2019年度は、2018年度実施した全国の訪問看護ステーション5240を対象に行った調査より訪問看護計画において示している「看護の課題」の示し方の現状を明らかにした。結果として、看護課題やその関連因子が不明確なものは、73.6%であり、また、看護課題や関連因子の表記が疾患や高齢のため等となっており、看護介入によって評価できない内容が多く、訪問看護における看護計画の内容の実態を明らかにする必要が示唆された。
結果の内容として「関連因子と課題」が記載されている:26.4%、関連因子が疾患名の記載であり課題が不明確:10.8%、課題は明記されているが、関連因子が不明確:24.4%、関連因子の記載がなく、課題のみである:12.1%、状態や必要性のみが記載されている:9.3%、対象者の目標が記載されている:7.2%、看護介入の目標、看護の介入が記載されている:3.1%、希望~したいが記載されている:0.8%の結果であった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2月頃より新型コロナウイルスの感染拡大により、研究会の開催ができなくなり、在宅版標準看護計画の内容の点検がストップしていた。今年度もまだ、対面での研究会は困難ではあるが、遠隔会議やメール等で進める。

今後の研究の推進方策

・ホームページを作成し、研究結果を公表する
・在宅用標準看護計画の内容を整理し、冊子を作成する。
・現在までの研究結果を在宅看護学会誌に投稿する。

次年度使用額が生じた理由

2019年度実施予定のホームページの作成が繰り越しになったため本年度実施する。
在宅版標準看護計画をまとめ、冊子を作成する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 全国訪問看護ステーションにおける看護介入の着眼点に関する実態調査2019

    • 著者名/発表者名
      奥田眞紀子 伊藤絹枝 伏見美貴子 梶原篤子 東田慶子 辰巳恵理 田丸勝巳
    • 学会等名
      日本在宅看護学会

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公開日: 2021-01-27  

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