研究課題/領域番号 |
16K12259
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研究機関 | 天理医療大学 |
研究代表者 |
奥田 眞紀子 天理医療大学, 医療学部, 教授 (00390211)
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研究分担者 |
栗田 麻美 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (00574922)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 在宅用標準看護計画 / 看護課題 / 関連因子 |
研究実績の概要 |
今年度の16診断名に関する在宅用標準看護計画を整えるために、看護課題と関連因子に着目して研究会メンバーの訪問看護計画書85事例の関連因子の妥当性を検証した。その結果94.3%が適切に記載されていた。それらの内容を基に、在宅用標準看護計画における看護課題の関連因子の具体例をあげ、訪問看護師のアセスメントが見える関連因子の記載について説明していくこととなった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の影響で、訪問看護ステーションへの立ち入りが10月までできなかったが、オンラインによる訪問看護ステーション看護師との研究会を再開し、計画の見直しをはかった。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度の計画は3点である。 1点目「非効果的健康管理」の看護診断名を追加し、関連因子の内容の具体例と説明を加え、16診断名における在宅用標準看護計画の内容を整える。その内容について、奈良県内の訪問看護ステーションの管理者や認定看護師に依頼し、訪問看護計画書の内容が在宅用標準看護計画で網羅できるのか、追加修正事項の確認を行う。 2点目、在宅用標準看護計画の内容説明を明示した報告書の作成を行う。 3点目、在宅における看護課題の表記の関する調査結果の論文が未発表であるため、投稿する。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナ感染症のため、対面での研究会は1度も行わず、オンラインで実施したため研究会開催のための費用は不要であった。 最終年度の報告書を作成し、ホームページによって周知をはかる当初研究計画の費用が残存しているため、2022年度は執行してく。
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