研究課題/領域番号 |
16K12273
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
浦川 加代子 順天堂大学, 保健看護学部, 教授 (00273384)
|
研究分担者 |
遠藤 りら 順天堂大学, 保健看護学部, 助教 (40621868) [辞退]
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
キーワード | ストレス対処能力 / セルフチェック / 認知行動療法 |
研究実績の概要 |
本研究では、若年自殺未遂者の再企図を防止するためITを使って提供できる「生きる力」としてのストレス対処力(首尾一貫感覚Sense of Coherence:SOC)を高める心理教育プログラムの考案を継続している。 平成29年度において、「SOCを高めるメンタルヘルス研修の方法論とアプローチ」(看護人材育成 Vol.14,No.4,p.61-66,2017)としてメンタルヘルス研修で使用できるリーフレットについて考案したものを解説した。特に、本研究との関連では個人のセルフチェックに活用できる内容とした。内容は、SOC向上に関する重要ポイント、実際のメンタルヘルス研修の活用の意義と方法論、「SOCを高める」ための具体的な実践研修と進め方、リーフレットの活用方法である。個別面談での活用方法では、適正な認知へ修正する指導に役立つことを述べて認知行動療法的アプローチの重要性を強調した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ストレス対処能力(SOC)に関連する生活習慣として運動との関連をまだ分析中である。
|
今後の研究の推進方策 |
ストレス対処能力(SOC)に関連する生活習慣として運動との関連を分析して、心理教育プログラムに含めることを検討する。
|
次年度使用額が生じた理由 |
平成29年度に学会発表を予定していたが、研究内容の分析(生活習慣と運動との関連)が遅れたため発表ができなかった。平成30年度に国際学会での発表を準備しているため旅費、参加費等に使用する予定である。
|