本研究では、精神科に勤務する看護職を対象に、マインドフルネス研修を実施し、マインドフルネスを日常で実践してもらうことで、うつ病患者への看護や、看護職自身にどのような変化があるかをインタビュー調査し分析した。インタビューの分析の結果、6名の対象者は研修参加後も、全員がマインドフルネスを自身の心を落ち着けるために活用しており、実践し自身が心の余裕を持つことで、仕事に役立っている状況があった。 また、うつ病患者だけでなく、様々な精神疾患の患者の看護に、マインドフルネスが活用できる可能性があり、患者と看護師が一緒に行うことでより効果的に実施でき、スタッフにとっても良い影響があることが示唆された。
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