研究成果として、以下の3編の論文を作成した。論文“病気の言語論的理解”と“言語論からみたアルツハイマー病”は、世界五大医学誌といわれる雑誌に投稿し不採択であったが、現在、再投稿の準備をしている。“病気の言語論的理解”は、人間の病気の発症や症状の理解に言語論的方法を加えることの必要性を論じたものである。“言語論からみたアルツハイマー病”は、一人称のアルツハイマー病者を主人公にして、言語で創造された世界が崩れていく模様を論じたものである。“言語を失った重度アルツハイマー病者の行動を理解する視点”(投稿中)は、言語を失った重度アルツハイマー病者の行動を理解する視点を論じたものである。
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