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2018 年度 研究成果報告書

プライマリ・ヘルスケアに基づく地域診断ツールの開発と評価:無作為化比較試験

研究課題

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研究課題/領域番号 16K12300
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域看護学
研究機関琉球大学

研究代表者

野中 大輔  琉球大学, 医学部, 准教授 (00538275)

研究分担者 高橋 謙造  帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (00365628)
當山 裕子  琉球大学, 医学部, 講師 (90468075)
研究協力者 小林 潤  
野村 真利香  
インタボン ヌハック  
チャンタコウマン ケトマニー  
ポンボンサ ティエンカム  
ルアンパサイ チャンタリ  
カウナボン センチャン  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードプラリマリ・ヘルスケア / 地域診断 / 調査票開発 / 開発途上国
研究成果の概要

ラオス国の農村郡のヘルスセンターにおいて、プライマリ・ヘルスケアの概念に基づいた地域診断チェックリストを開発した。開発した8分野42項目からなるチェックリストを用いた調査を10村で実施したところ、以下の有用性が確認された。1) 地域診断チェックリストは、村落でよくみられる健康問題(下痢症、マラリア、咳等)の危険因子を特定できること、2) 地域診断チェックリストは、地理的・文化的に類似した村落間においてでも、危険因子が異なることを特定できるほど鋭敏であること、3) 地域診断チェックリストを用いた調査は、ヘルスセンター職員に対して特別な訓練を提供せずに、かつ現行の日常業務の中で実施可能であること。

自由記述の分野

国際保健

研究成果の学術的意義や社会的意義

開発した地域診断チェックリストを用いた調査は、特別な訓練や予算を提供せずとも、通常業務(定期村落巡回)の中で実施が可能である。従って、ラオス国の研究実施地区以外においても導入(スケールアップ)が可能である。既存の地域保健アプローチの補完として、地域診断チェックリストを用いた調査を導入することによって、ラオス国の農村地域におけるプライマリ・ヘルスケアがより推進される可能性がある。

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公開日: 2020-03-30  

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