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2018 年度 実施状況報告書

女性血液透析患者の積雪期の活動量が透析関連要因とwell-beingに及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 16K12313
研究機関北海道科学大学

研究代表者

二本柳 玲子  北海道科学大学, 保健医療学部, 講師 (40508719)

研究分担者 塚崎 恵子  金沢大学, 保健学系, 教授 (20240236)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード血液透析療法 / 活動量 / well-being
研究実績の概要

本研究は,外来血液透析を続けている成人女性の積雪期における活動量が,透析関連要因とwell-beingに及ぼす影響を明らかにすることを目指している.当該年度は,透析療法を受ける女性の活動量に関する国内外の文献レビューを行った.また,透析施設への移動時間や移動手段の実態と分析から,透析継続に係る活動量の検討を行った.以上の内容を含め,研究の背景の整理を完了し,勤務先異動に伴う研究計画の見直し,実施に向けた準備を進めている.具体的には,活動量の測定に際し,ウェアラブル端末を取り扱う業者との打ち合わせ,調整を進めているところである.
<今後の研究の展開に関する計画>
研究計画を立案した時期に比べ,ウェアラブル端末の種類の増加,目的とする機能を備えた機種の価格が低下し,同時に調査できる人数が増加する見込みである.ウェアラブル端末の選定を速やかに行い,同時調査が可能な人数を再計画し,調査計画を可及的速やかに修正する.また,勤務先の異動に伴い,当初の計画であった北海道A市における調査実施が困難となる可能性がある.北海道A市の調査施設への説明ならびに継続可能性の確認と同時に,調査地域の変更可能性について,検討を続けている.現勤務先のある地域も積雪期を有しており,新たな調査施設の開拓にあたっては,実習施設や県内の病院に研究協力を依頼する.2019年度は,研究計画時のエフォートの通り,研究を実施できる見込みである.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初は,調査実施の予定であったが,それには至らなかった.勤務先の異動に伴い,北海道A市の調査の継続可能性の確認,ならびに新たな研究フィールド確保の検討が必要となり,その準備に想定以上の時間を要してしまったためである.

今後の研究の推進方策

・早急にウェアラブル端末の選定を行い,調査実施の実現に向けて行動する.
・勤務先の異動に伴う研究計画の一部変更可能性について,現在検討中の内容を速やかかつ適切に決定し,新たな計画にのっとり進行する.
・新たな研究フィールドの開拓にあたっては,実習施設や県内の病院に研究協力を依頼することが可能と考える.

次年度使用額が生じた理由

大きな支出となるウェアラブル端末が未購入であるため.

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公開日: 2019-12-27  

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