| 研究課題/領域番号 |
16K12316
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| 研究機関 | 亀田医療大学 |
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研究代表者 |
佐藤 真由美 亀田医療大学, 看護学部, 准教授 (40375936)
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| 研究分担者 |
佐藤 禮子 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (90132240) [辞退]
足立 智孝 亀田医療大学, 看護学部, 教授 (70458636)
高橋 道明 亀田医療大学, 看護学部, 助教 (90710814)
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| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| キーワード | 婦人科がん / リンパ浮腫予防 / セルフマネジメント / 退院後 / 包括支援 |
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| 研究実績の概要 |
1．婦人科がん術後リンパ浮腫予防のセルフマネジメントを促す包括支援プログラム開発に関する文献調査および内容の検討：検索ワードは、がん、包括支援、就労支援、リンパ浮腫、セルフマネジメントとしすべてandで検索した。洋文献は、和文献と同じ検索ワードとした。検索には医学中央雑誌web、CiNii 、PubMed、CINALを使用した。抽出された論文のタイトル、抄録内容を確認し本研究とは該当しない文献は除外した。その結果、和文献20件、英語で書かれた洋文献69件を分析対象とした。現在文献内容の分析および項目ごとに整理をしている。和文献、洋文献共に平成29年度以降学会発表および論文投稿を予定している。また、プログラム考案時に方法、回数、所要時間、期間、評価基準等の参考資料とする。
2．婦人科がん術後患者(5名)、婦人科病棟・外来・退院支援看護師、医療ソーシャルワーカー、地域保健に従事する保健師、産業保健に従事する事務職員(各1名)へのヒアリング調査：研究参加の同意が得られた者に対し、平成29年3月に上記調査を実施した。今後テープ起こしを行い、その後内容を質的帰納的に分析していく。得られた結果はプログラム考案時の資料とする。また、平成29年度以降学会発表および論文投稿を予定している。
3．学会等における意見交換・情報収集：第36回日本看護科学学会学術集会(東京)に参加し、がん看護、包括支援、セルフマネジメントについて情報収集を行った。その結果、本研究と重複する内容の発表は見当たらなかった。しかし、入院期間が短縮している今日においてがん術後患者に対する退院後の支援について見直さなければいけないという意見が多々聞かれた。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
1．婦人科がん術後リンパ浮腫予防のセルフマネジメントを促す包括支援プログラム開発に関する文献調査および内容の検討：平成28年に予定していた文献調査については全て実施することができた。しかし、文献調査結果をまとめ、分析するまでには至っておらず現在内容分析をしている。
2．婦人科がん術後患者(5名)、婦人科病棟・外来・退院支援看護師、医療ソーシャルワーカー、地域保健に従事する保健師、産業保健に従事する事務職員(各1名)へのヒアリング調査：平成29年度に予定していたヒアリング調査については、前倒しで平成28年度末に実施することができた。しかし、ヒアリング調査結果をまとめ、分析するまでには至っておらず現在内容分析をしている。
3．学会等における意見交換・情報収集：勤務の都合により１つの学会参加しか出来ていない状況であった。このことから最新知見の情報収集や意見交換をすることは不足していると考える。
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| 今後の研究の推進方策 |
1.研究成果の発表、意見交換：1）婦人科がん術後リンパ浮腫予防のセルフマネジメントを促す包括支援プログラム開発に関する文献調査：和文献、英語で書かれた洋文献の結果について学会発表および論文投稿を予定している。2）ヒアリング調査：学会発表および論文投稿を予定している。
2.婦人科がん術後リンパ浮腫予防のセルフマネジメントを促す包括支援プログラムの考案:先行研究、文献調査、ヒアリング調査結果を参考にプログラムの構成要素を抽出する。
3.婦人科がん術後リンパ浮腫予防のセルフマネジメントを促す包括支援プログラムの臨床適用：平成29年後期から平成30年にかけて実施することを予定している。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
1.学会における情報収集、意見交換について：平成28年度には業務の都合上、学会における情報収集、意見交換をすることが国内学会1回のみに限定されてしまった。当初の計画では国内外の学会における情報収集、意見交換を計画していたことから学会参加費、旅費などが当初の計画より少ない状況であった。
2.パソコンなどの機材購入について：windowsがアップグレードされて間もない状況であったことから購入を見合わせ、既存の機材を使用していた。
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| 次年度使用額の使用計画 |
1.学会における情報収集、意見交換について：平成29年度には国際学会、国内の学会での発表・参加を予定している。勤務を調整し積極的に国内外の最新知見の情報収集や意見交換を実施することを予定している。
2.パソコンなどの機材購入について：平成28年度に実施した調査結果の分析作業を行うことから平成28年度に予算計上をしていた機材を購入するため現在選定作業を行っている。
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