研究課題/領域番号 |
16K12334
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
畑下 博世 三重大学, 医学系研究科, 教授 (50290482)
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研究分担者 |
西出 りつ子 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (50283544)
谷村 晋 三重大学, 医学系研究科, 教授 (60325678)
石本 恭子 三重大学, 医学系研究科, 助教 (50634945)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 異文化 / ブラジル人 / 母子 / 防災 |
研究実績の概要 |
乳幼児を育てる出稼ぎブラジル人女性(調査時点にて無職)を対象に、1.地震及び水害に関するストック情報(既存情報、経験から得た情報で、日本人とどう異なるか)、フロー情報(行動を起こすために必要な情報が届いているか)及びニーズを明らかにする調査を実施中である。なお、比較対象として日本人の女性にも同様の調査を実施中である。
文献検討後、日本語版アンケート調査を作成、その後、バックトランスレーションによりポルトガル語版を作成した。4月時点において、ブラジル人女性32名、日本人女性40名の回答が得られた。各女性50名を対象とするため、29年度においても継続して実施する。
また、情報をより詳細に把握するためにブラジル女性14名を対象とし、ポルトガル語通訳者を介してインタビューを行った。この内容も29年度中には分析を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
28年度中に実態調査を実施する予定であったが、目標サンプル数を集めることができなかった。29年10月ころまでに収集を完了する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
29年10月までに実態調査を終える。その後、ブラジル人母子に効果的な防災パンフレットを作製する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
データ収集が遅延し、それに伴う通訳料や旅費の支出がなかったため。
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次年度使用額の使用計画 |
今年度中にデータを収集する予定である。
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